生後1ヶ月から読み聞かせを始め、年間約1万冊の様々な美しい絵本を読み聞かせてきた、美大出身のhoooo(ほー)です。
2歳になるとだいぶ言葉を覚えて、話の流れや内容・気持ちがわかるようになってくるかと思います。そんなときにおすすめなのが、気に入れば全部揃えたくなるシリーズ物。
同じ登場人物が、それぞれの絵本でそれぞれの感情を体感していくことで、同時に子どもも色んな気持ちを育むことができるようになっていくのかと思います。今回は、そんなおすすめシリーズ絵本をご紹介いたします。
目次
2歳〜のおすすめシリーズ絵本(日本)
こいでやすこさんのきつねのきっこシリーズ
こーんなに可愛らしいストーリーの絵本があるんだなあと、見つけた時はとても嬉しくなりました。
◯おなべおなべにえたかな?
たまたま図書館で見つけた「おなべおなべにえたかな?」。おおばあちゃんがいない間、キツネのきっことイタチのちいとにいがお鍋の番をするのですが…?春先に読むと丁度いい絵本です。
◯おおさむこさむ
冬の寒いある日、「こんなに寒い日はゆきぼうずがでるよ。出かけないほうが良いよー。」でもきっことちいとにいは、おおばあちゃんが縫ってくれたマントを着て、すぐにでもそり滑りをしたくて出かけてしまいました。さてさてゆきぼうずに会うことなく、きっことちいとにいは無事に帰ってこれるのでしょうか…?
◯やまこえ のこえ かわこえて
◯たろうめいじんの たからもの
武鹿悦子さん文・末崎茂樹さん絵の、くすのきだんちシリーズ
管理人の「もぐらのもぐ」が地下1階に住むくすのきだんち。1階は音楽家のきつねさん。2階3階はうさぎの看護師さん。4階は猿の大工さん。5階6階はりすのレストランで、7階8階は空き室。9階はふくろうさん、そして10階はももんがさんが住んでいます。さてさて、7階8階はどんな人が住むことになるのでしょうか…?シリーズを重ねていくうちに、くすのきだんちが賑やかになってきますよ。
◯くすのきだんちは10かいだて
◯くすのきだんちへおひっこし
◯くすのきだんちのあきまつり
◯くすのきだんちのコンサート
◯くすのきだんちはゆきのなか
季節の催し物やその時々の天気での出来事、そしてちょっとしたハプニングもありながら、読み終えた後にほんわか心が温まる絵本です。
ふくざわゆみこさんの、くまさんとやまねくんシリーズ
森で一番大きなクマさんと一番小さなヤマネ君が出会い、物語が始まります。
◯もりいちばんのおともだち
◯ふゆじたくのおみせ
◯あめのもりのおくりもの
ふくざわゆみこさんの絵本で最初に購入したのは「もりいちばんのおともだち」でした。この絵の雰囲気は娘が好きに違いない!と確信しての購入でしたが、大正解でした。
購入してもすぐに飽きるものもありますが、くまさんとヤマネくんシリーズは何度も繰り返し「読んで」と持ってきては「ヤマネくん可愛いねえ〜小さくって可愛いねえ〜♡」と喜んでいます。くまさんとヤマネくんを応援する仲間もたくさん出てきますので、動物好きにはたまらない一冊です。
2歳〜のおすすめシリーズ絵本(海外)
エズラ・ジャック・キーツさんのピーターシリーズ
キーツさんの絵本は、表紙をみただけで虜になるくらい、いろんな技法を使って表現されている独特なタッチの絵が本当にすてきで、インテリアの一つとして飾っておきたくなります。
◯ピーターのくちぶえ
◯ゆきのひ
◯ピーターのいす
ピーターに妹ができました。お兄ちゃんになったばかりの微妙な気持ちを、少ない言葉と絵でうまく表現されています。
パット・ハッチンスさんの絵本
「ティッチ」や「ロージーのおさんぽ」で有名なハッチンスさんの絵本。カラフルなんだけど品がある美しい絵ですね。はっきりとした印象の絵は小さな子供にもわかりやすく、とても喜ばれる絵本のひとつです。「ベーコンわすれちゃだめよ!」と「おまたせクッキー」はシリーズものではないのかもしれませんが、どうしてもご紹介したかったので載せました。
◯ティッチ
◯ロージーのおさんぽ
◯ベーコン わすれちゃ だめよ!
◯おまたせクッキー
「ティッチ」は家庭保育園の「すくすく館」、「ロージーのおさんぽ」は公文の「推薦図書」に選ばれている絵本です。公文の推薦図書とは知らず、たまたま図書館で娘はロージーのおさんぽを手に取り、借りている期間には何度も何度も読まされ、ついには購入…!
ロージーのおさんぽは1歳頃〜、ベーコンとクッキーは2歳〜がおすすめです。