生後1ヶ月から読み聞かせを始め、年間約1万冊の様々な美しい絵本を読み聞かせてきた、美大出身のhoooo(ほー)です。
生まれたての赤ちゃんに、皆さんは読み聞かせにどのような絵本を選びますか?
私は当時読んでいた廣津留真理さんの著書「成功する家庭教育」から大きな影響を受け、これはもう、はじめから美しい日本語を沢山聴いてもらいたい!と思い、こんな絵本を選びました。それが良かったのかどうかはまだまだ未知数ですが、2歳4ヶ月の頃は、長時間文章を飽きずに聞く力はかなりあるように感じていました。(実際その頃に娘自身が選ぶ主な絵本といえば、図書館で4・5歳〜のおすすめ絵本が多かったということも理由のひとつです。)
そして3歳8ヶ月の今は、ずっと小さな頃から読んでいた絵本は変わらず好きで自ら持ってくるものが多いです。例えば齋藤孝の「声に出して読みたい日本語1 どっどど どどうど 雨ニモマケズ」など。こちらの絵本も0歳児から読み聞かせていました。
でも、この「声に出して読みたい日本語シリーズ」は、不思議とこの1冊だけを好んで持ってくるんですよね…。多分それは、このシリーズの中で読んでいたのがこの一冊だけだったからだと思います。
3歳を過ぎて、本人の好みが強く出てくるようになった今、すごく思うのは、絵本の選り好みをするようになったにも関わらず0歳児の頃から読み聞かせをしていた絵本は変わらず好きだという事です。ああ、こんな事ならもっともっと0歳児から読み聞かせていればよかった!!!と思う絵本は多く、正直、後悔の一つです。
皆さんは、この様な後悔を作って欲しくないので、是非0歳児からいろんな美しい絵本の読み聞かせをしていただけたらと願っています。
新しい絵本を見つけたらすぐに一通りペラペラとページをめくり、「これ読んで」と持ってきます。そして、何回も「もう一回!」と繰り返し読みが続き、それが10冊分ほど続きます。
自分の言葉を持っているのといないのとでは、自身の世界の広がり方がぜんぜん違うな…と、私は痛感しています。ぜひ本好きに育てましょう*
生後1ヶ月から の 読み聞かせおすすめ絵本
美しい日本語 おすすめ絵本
おすすめ① 齋藤孝 編集 頭のいい子が育つ 日本語の名文 声に出して読みたい48選
こちらの「日本語の名文」は、まだ娘が生後1ヶ月の頃に主人と一緒に選んだ絵本でした。理由は、美しい日本語が厳選されているということ。物語の中のメイン部分が抜粋されているため、短めの文章が豊富であるということ。自分が読んでて気持ちが良いということ。また、地方出身だったのでイントネーションなどの不安があり、はじめは読み聞かせをするのも自信がなかったのですが、この本には永作博美さんが朗読しているCDがついていて、予め標準のイントネーションが学べたということが大きな理由でした。
その結果? 2歳になりたての頃に娘が「読んで」と持ってきたので、中に掲載されている歌を久しぶりに歌ったら、娘が一緒に歌い始めたこと。え!ちゃんと頭に入ってたんだ〜!とびっくりしたのを覚えています。
おすすめ② 母と子の おやすみまえの小さなお話365
生後すぐに「寝かしつけの時に読んであげるといいよ」と、義姉から教えてもらった本です。数分で読める365のお話が掲載されていて日付もあるのでとっても便利。
義姉は、とても優秀な息子さんを育て上げた趣味仲間のご婦人から教えてもらったらしく、今年10歳になる息子に今でも毎日読んであげているみたいで、本当にとっても優秀!。
そんな義姉が毎日欠かさず読んでいるこの本は、本当におすすめです!(私も寝かしつけ時に読んであげようと挑戦しましたが、添い乳の期間が長すぎて寝かしつけの時は添い乳をしながら読める軽めの絵本になりました…トホホ)
おすすめ③ 声に出して読みたい日本語全 12巻セット
生後1ヶ月から の おすすめ育児書
読み聞かせに良い本ってあるの? おすすめの育児書
私は子どもができるまで育児全般に興味がなく、どんな絵本があるかすら知らなかったので、まずは絵本の選び方から考えました。
おすすめ① 廣津留真理 著 成功する家庭教育
この「成功する家庭教育」は、絵本の選び方を教えてくれるわけではないのですが、生まれたての赤ちゃんの無限の可能性を気付かせてくれる一冊です。私はこの本を読んで、赤ちゃんにとって「簡単」や「難しい」というのは無いということを知り、絵本の選び方にも大きな影響を受けました。
また、ピアノのレッスン以外は全ておうちで知育を実践されただけあって、どの家庭でも取り入れやすい「おうち知育」の方法を細かく解説してくれていて、おうちで知育を実践したいお母さんには欠かせない一冊です。この本がなければ今頃…と思うと、正直ゾッとします。